鳴き雪

凍れる(しばれる)日に雪道を歩くと、雪が「キュッキュッ」と鳴っていることがある。小さい時分からそうであったので特段気にもしていなかったのであるが、最近は「おぅ、鳴っている、鳴っている!」と思うようになった。これも年のせいかと思う今日この頃。
凍れるといっても、じゃあどの程度の気温で鳴るのかというのはあくまでも感覚でしかないのだが、氷点下5度くらいを下回ると鳴るような気がしている。あくまでもであり、主観でしかないのだが。
この冬に購入したブーツ(といってもバイク用ではあるのだが)の靴底がビブラムソールになっていて思いのほか雪をしっかり噛んでくれるので尚更鳴き音が大きく聞こえ、歩いていても楽しいのである。子供の頃に買ってもらった”歩くとカカトから音が鳴るサンダル”を思い出しながら歩いている。

鳴き雪の音

上の動画は、2021年2月8日朝8時頃のものであるが、当時の気温を調べてみると、この日の最低気温は7時10分時点の-10.5度、8時では-8.1度とのことであったので、どおりで良い具合に鳴っているわけだ。

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