PHPのお勉強

PHP(プログラミング言語)のお勉強をしようと思い、まずは本探しをしてみました。本屋さんでいろいろ見てみたところ、初心者の方向けの本は結構ありましたが、もう少し突っ込んだ本が無いかと探していたところ、この本に出合いました。
本の名前は「PHP本格入門(技術評論社)」です。
(因みに自分はIT関係の仕事に携わっているのでプログラミング経験はそれなりにあります。はい、”それなりに” で勘弁してください。PHPのプログラミング経験は無しです。)
何が自分なりに気に入ったかというと、文法が詳しく書かれていること。
文法は記載しようとすると結構ページを多く割いて説明することになりますが、きちんと書かれています。
また、プログラミングでは結果が同じであってもそれを実現しようとする書き方にはバリエーションがあったりしますが(→いわゆる”テクニック”というやつですね)、そのあたりもきちんと書かれています。(→抽象的な表現で分かりにくいですね。すみません。)
決め手は、オブジェクト指向の文法も載っていることでした。初心者の方向けの本ではここまで載っているのは(本屋さんで見た限りですが)無かったですね。その他、ファイルアクセス方法、データベース操作方法、Webアプリケーションでのセキュリティ等々が載っています。

お薦めは”読みやすいプログラミング作法”についても書かれているところかな。
先程、”テクニック”という言葉を出しましたが、とかく、プログラミングをしていると、この”テクニック”にハマりすぎて、出来上がったプログラムが難解至極になることがあります。仕事の場では、他の人と一緒にプログラムを作ったりしますが、他の人が書いたプログラムを見ても、そのプログラムが何をしようとしているのかが解らないということがあったりします。さらに情けないのは、時間が経ったあとで自分の書いたプログラムを見たときに(→システムの仕様追加などでプログラムをメンテナンスすることはよくありますが)、「これ何やってんだっけ? 解らんっ!」となることがあったりします。まったくトホホ状態です。ですので、そのようなことにならないよう、読みやすいプログラムを書くことが(自戒も込めて)大切です。

ということで購入しました。
本屋さんのレジ前で並んでいるときにふと本の表紙をみたら、大きな字で「上」と書かれていて焦りました。他のPHPの本よりは断然厚かったので(ページ数は約680ページ、3,580円(税抜))さらにもう一冊あるとは思いもしていませんでした。
当然「下」も目次をサラッと見ただけで即購入(3,580円(税抜))です。

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